韓国で説明会や出張の際に、「日本語や英語だけでも大丈夫?」「最低限の韓国語は覚えたほうがいい?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。実際、ソウルを中心に英語が通じる場面は増えていますが、移動・ホテル・飲食店など日常的なシーンでは、簡単な韓国語が使えるだけで対応が一気にスムーズになります。今回は、韓国出張で「これだけは覚えておくと安心」なフレーズと単語を、シーン別にまとめました。
説明会・面談にてー場の空気を和ませる一言
説明会や面談の場では、流暢な韓国語を話す必要はありませんが、最初のあいさつや自己紹介を一言でも韓国語で伝えられると、韓国人人材に好印象を与えることができるでしょう。ここでは、緊張しがちなビジネスシーンでも無理なく使える、基本フレーズを紹介します。
説明会や面談にて使えるフレーズ
タクシーや電車での移動時ーストレスを軽減するコツ
空港からホテル、ホテルから説明会会場へと、韓国出張では移動の機会が多くあります。タクシーや地下鉄で行き先や所要時間を伝えられるだけでも、移動がスムーズになり、無駄な時間や不安を減らすことができるでしょう。
移動時によく使うフレーズ
移動時のポイント
① 交通系カードは事前チャージが基本
韓国にもSuicaのような交通系カードのT-moneyやEZLカードがありますが、バス車内ではチャージができません。地下鉄の駅やコンビニで、あらかじめ残高を確認・チャージしておきましょう。
② タクシー利用時はアプリ or 現金
タクシーは日本のクレジットカードが使えないこともあるため、事前に配車アプリを登録+アプリ内決済を設定しておくか、少額の現金を用意しておくのが安心です。
③ タクシーのドアは自分で開閉
韓国のタクシーは自動ドアではないため、乗車時・降車時ともに自分でドアを開閉する必要があります。日本との違いとして覚えておくとスムーズです。
ホテルにてー日本との違いをチェック
ホテルではチェックイン・チェックアウトをはじめ、備品の追加やタクシーの手配など、短いフレーズを使う場面が意外と多くあります。基本的な表現を知っておくことで、フロントでのやり取りも安心して行えるでしょう。
ホテルでよく使うフレーズ
ホテル利用のポイント
① アメニティは事前準備が安心
2024年から法律が変わり、50室以上のホテルではアメニティの無料提供が禁止されています。歯ブラシやカミソリなどは、出発前に用意するか、到着後にホテル周辺のコンビニで購入しておくと安心です。
② チェックイン時はカードがあると便利
ホテルによっては、チェックイン時にデポジット(保証金)を求められる場合があります。現金対応不可のケースもあるため、クレジットカードを用意しておくと手続きがスムーズです。
飲食店にてー良きコミュニケーションのために
出張中の食事は、韓国人人材との交流会から、一人での食事までさまざまです。注文や会計の際に使えるフレーズを覚えておけば、言葉に迷うことなく食事の時間を過ごすことができるでしょう。
飲食店利用時のポイント
① 水やおかずなどがセルフサービスのお店も
韓国の飲食店では、水やキムチなどの副菜(パンチャン)がセルフサービスになっていることがよくあります。店内を見渡し、給水機やおかずコーナーがあれば自由に利用して問題ありません。
② 箸やスプーンはテーブル周りをチェック
箸やスプーン、おしぼりなどは、テーブルの横や引き出しの中に収納されている場合があります。店員さんを呼ぶ前に、まずはテーブル周りを確認してみましょう。
③ サムギョプサルや鍋類は2人前からが基本
サムギョプサルやチゲ、鍋料理などは、基本的に1人前での注文ができず、2人前からの注文となる店が多くあります。1人で利用する場合は、定食メニューの有無を確認しておくと安心です。
④ 会計はレジで行うことが多い
日本のように席で会計をするのではなく、入口付近のレジで支払うスタイルが一般的です。食事が終わったら「ケサネジュセヨ」と伝えて、レジへ向かいましょう。
カフェなどー心地よい居場所にするために
韓国では、打ち合わせ前の待ち時間や資料確認のためにカフェを利用する機会も多くあります。注文時によく使う表現を押さえておくと、短時間の利用でもスムーズです。
カフェ利用のポイント
①Wi-Fiやトイレのパスワードについて
多くのカフェでは、Wi-Fiやトイレのパスワードがカウンター付近の掲示やレシートに記載されています。分からない場合は、スタッフに確認すれば教えてもらえます。
②テイクアウト商品の店内利用について
韓国では、テイクアウトで注文した商品を店内で飲食することは禁止されている場合が多いため、店内利用の場合は必ず「店内利用」で注文しましょう。
コンビニ・スーパーなどールールを把握しておく
コンビニやスーパーは、飲み物や軽食の購入など、出張中に何度も立ち寄る場所です。日本とは少し異なるルールを知っておくだけで、戸惑うことなく利用できます。
コンビニ・スーパー利用時のポイント
①袋詰めはセルフ方式
韓国では、コンビニやスーパーで購入した商品は自分で袋やマイバッグに詰めるセルフ方式が一般的です。袋が必要な場合は有料のことも多いため、エコバッグを持参すると便利です。
②「1+1」「2+1」などのプロモーション表示
店内では、「1+1」「2+1」といった購入点数に応じて同一商品が追加でもらえる企画商品が多く見られます。まとめて購入する予定がある場合は、こうした表示を確認するとお得に買い物ができます。
一方で、対象商品は基本的にセット購入を前提としているため、1点のみ購入したい場合は、同じカテゴリーの別商品を選ぶとよいでしょう。
まとめ
韓国出張では、流暢な韓国語を話すことよりも、シーンに合った一言を自然に使えることが、現地の方や韓国人人材との距離を縮めるポイントになると考えられます。今回ご紹介したフレーズは、説明会・移動・宿泊・食事と、出張中のさまざまな場面でそのまま使える表現ばかりです。ぜひ出発前にチェックして、安心かつスムーズな韓国出張にお役立てください。